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「和をもって洋の装い横浜修業で得たる技あれやこれや」
宝山寺、生駒の昇天さん初めて参りました。 近鉄生駒駅からまっすぐな階段参道上り道、生駒の駅近く、ケーブル駅近くには小ぶりな旅館、きれいにまとめられている。充実したお宿。 お寺近くの参道は杉で囲まれ静かに進み、そして境内はなんとデカイ!崖下のみろく菩薩さまや行者さまに会えなかったのは残念だが、奥の院へ向かうあの道、静寂で何ともすがすがしい。 さて今回のメインイベント♪獅子閣だが、和の装いで洋を模した素晴らしい建築物。 宮大工の吉村松太郎が、高僧をお迎えする館をつくった。建築に当たっては横浜へ3年間の修業、洋館を観てきたらしい。その結果としての木でつくった洋館、よくぞ木でここまで!と思う。 また一階は丸みを帯びた窓、二階は四角い窓と細かな直線の欄間、柱は一回が角型、二階は丸と色々工夫を凝らしている。またステンドグラスのような色ガラス、夏の赤、冬の青、春の緑、秋の黄色と鮮やか。当時洋くぎは珍しくそれを使っているので、和くぎなら隠すところしっかり目立ったところにくぎの頭を出していた。 受付をしていた僧によると、例えば次の写真、飾り模様の色が左と右で違うのがわかるだろうか?右がオリジナルで、左が後から補修で作り直したもの。あとから直したんだということが分るように今の新しい色のままで取り付けてある。 今まで拝観、いや遠くからしか眺められなかったこの建物が身近に入れる形での展示、いいことだ!遷都1300年の今だけでなく、また今度もお願いしたいものだ。 PR |
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